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紙をみながらでもいいからと

冠婚葬祭で誰もが一度は通ることがある挨拶ですが、文章をしっかり起こせればあとは紙を見るだけだから大丈夫と安心するのは早計です。テレビの記者発表や学生時代の発表の中で、ずっと紙を見ながらスピーチをしている人たちのことを思い出してみてください。彼らの終始俯いてのスピーチは、顔をあげたままの時と比べて声が低くなりがちで内容とは関係なく話している内容に暗さを込めてしまいます。ではどうすればよいのかそれは紙を見なければよいのです。何をバカなことを、と思いますでしょうがスピーチを聞いている人の中に誰が発言者の用意した内容を一言一句知っている人がいるでしょうか。その為、言いたいことの概要さえ覚えてしまえばあとは冠婚葬祭の礼儀に反しないように喋っていけばいいのです。そのためには、ある程度冠婚葬祭での挨拶に関しての本を何冊か読みどのような形式に収まっておけばよいのかということを十分に理解しておく必要があります。